2021.10.11、ベルギー
平和と国民統合の創始者であり、タジキスタン共和国のエモマリ・ラフモン大統領は、10月11日、ベルギーのブリュッセルで、シャルル・ミシェル欧州理事会議長と会談した。
エモマリ・ラフモン大統領は、暖かい歓迎に感謝するとともに、今回の会談の結果がタジキスタンとEUの多面的な協力関係に大きな弾みをつけることになると自信を示した。
会談では、工業、鉱業、インフラ、水力発電、農業、観光などの分野での協力関係の強化・拡大について議論し、未開発の可能性の活用について意見交換を行った。
強化されたパートナーシップ・協力協定の準備と締結は、双方に利益をもたらすとともに、中央アジアに対する新しいEU戦略の目標となる実施にも役立ち、統合の意図を実現する上での多年次指示的プログラム2021-2027の役割は重要であると考えられた。
会談では、エネルギー、水資源、気候変動と緩和、教育関係、二国間安全保障協力などの有望分野での関係拡大についても話し合った。
その際、アフガニスタンを中心とした地域の話題性のある問題に特に注目した。
会談の最後に、エモマリ・ラフモン大統領は、シャルル・ミシェル欧州連合理事会議長をタジキスタンに公式訪問するよう招待した。