2021年4月30日、エモマリ・ラフモン・タジキスタン共和国大統領はサドゥル・ジャパロフ・キルギス共和国大統領と電話会談を行いました。
会談の中で、両大統領はタジキスタン・キルギス国境で起こった武力衝突について話し合い、現在のタジキスタン・キルギス国境地帯の情勢について議論が交わされました。
両大統領は、情勢の安定化、悪化の阻止、特に、完全な停戦と部隊の決められた時刻での国境線からの撤退のための合意の確実な履行の重要性を特に強調しました。
また、タジキスタン・キルギス間の談話による国境線確定のための交渉プロセスを進展させることの重要性を指摘しました。
タジキスタン・キルギス国境における政府間国境策定委員会の会合を5月1日キルギス共和国のバトケン市で開催することで合意に達しました。
加えて、タジキスタン・キルギス間のあらゆる領域の問題を、良き隣人関係の精神と交渉と協議による相互理解に基づいて解決するとの点でも合意に至りました。
エモマリ・ラフモン・タジキスタン共和国大統領は、サドゥル・ジャパロフ・キルギス共和国大統領を近日中にタジキスタンへの公式な形での訪問に招待しました。
ジャパロフ大統領は、この招待を喜んで受けました。
正確な訪問日程については、外交ルートを通じて後日決定されます。
会談の結果、両大統領は、タジキスタン・キルギス間の良き隣人関係及び相互利益的協力に関する、この件のあらゆる問題を解決するための必要な手段を取るため、関連省庁に対しての指針を決定しました。
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