2021年4月30日、グリストン検問所とクズル・ベル検問所の間にある中立地帯において、サイムミン・ヤティモフ・タジキスタン国家公安委員会委員長およびカムチベク・タシエフ・キルギス国家公安委員会委員長主導でワーキンググループの会合が行われました。
会合では、両国国境地帯での情勢の安定化に関して議論がなされました。
会合の中で、交渉を通したあらゆる問題の解決を望み、その用意があることが表明されました。
その結果、4月30日13時から両軍はすべての兵と兵器を常備地点へと撤退させ、道路の封鎖を解き市民の移動を解禁することで合意がなされました。
このワーキンググループは、タジキスタン・キルギス両国の各国境警備隊主導の下、合意事項の実施を確実にするため創設されました。
また、5月1日にバトケン州で、タジキスタン・キルギス国境における政府間国境策定委員会の定例会が行われることが決定されました。