2021年3月11日、タジキスタン共和国・日本両国外務省による政治協議の第3回目が、オンラインで行われました。タジキスタンの代表はフスラフ・ノジリ・タジキスタン共和国外務省第一副大臣が務め、日本の代表は德田修一・日本国外務省中央アジア担当特別代表が務めました。
会議の中では、タジキスタン・日本間の友好関係及び多面的協力関係の現状と将来の発展について議論され、両国の関わる地域的、国際的問題について意見交換がなされました。
議論の中で、タジキスタン・日本両国における関係はあらゆる面での双方向的であり、進歩的かつ有意義であると確信をもって言及されました。特に、タジキスタン国内での国際協力機構(JICA)によるプロジェクト実行の重要性が強調されました。
さらに、「中央アジア+日本」対話の枠組みにおける地域的、双方向・多方向的協力関係強化の必要性が強調されました。また、アフガニスタンにおける平和構築を継続することの重要性、さらに、国際的なコミュニティによる支援の必要性に焦点が当てられました。
会議の最後には、両国はあらゆる領域におけるさらなる友好・協力関係の発展に対して関心があり、そのような関係構築の準備ができていることを表明しました。