5月6日に、平和と統一の達成者、タジキスタンの指導者であるエモマリ・ラフモン大統領は、イラン・イスラム共和国のハサン・ロウハニ大統領と電話会談を行いました。
会談の初めに、両大統領は互いの国民と、イスラームにおける神聖な月ラマダンの到来に対しての祝辞を述べました。
会談で、両首脳はイラン・タジキスタン間の経済協力関係の強化に対しての関心を示し、さらに次回の経済、市場、科学技術、文化事業協力についての会議の速やかな開催についての意欲を示しました。また、国際的・地域的な安全への脅威の増加に対しての懸念についての意見交換がされ、また、新型コロナウイルスの世界的拡散による世界的な経済危機についても議論されました。その中で、パンデミックに対抗する手段や、両国政府がとる実際的な成果についてを報告しあいました。
ラフモン大統領は、すべての感染者の回復を願い、イランの人々への同情の言葉を述べ、イランの感染に対しての的確な取り組みについての賛辞を送りました。その中で、パンデミック防止のための国際社会の協力の重要性を強調しました。
両大統領は加えて、イラン・タジキスタン両国の関係についても議論しました。コロナウイルス感染拡大による経済活動と経済発展への悪影響を最小にするために必要な手段をとることの重要性が示され、経済、市場、科学技術、文化事業協力についての会議の速やかな開催への意欲を再び示しました。
また、イランのロウハニ大統領は、感染拡大に対する経験が豊富であることに触れ、設備専門家の派遣や薬品、タジキスタンへの支援の用意があると述べました。
会談の中では、ほかの国際的地域的な問題についても言及されました。