タジキスタン共和国は、2015年10月31日より、外国公文書の認証を不要とする条約が有効となりました。
条約の第2条によれば、アポスティーユが添付されたすべての種類の公式文書は、さらなる認証を免除され、外国公文書の認証を不要とする条約の加盟国である国における合法的な使用に自動的に受け入れられることになります。
タジキスタン共和国内で署名または発行がなされた公式文書は、条約の別の加盟国内で使用でき、アポスティーユが添付されます。
タジク・ソビエト社会主義共和国および旧ソビエト連邦によって発行された原本書類のコピーは、アポスティーユを添付ができません。アポスティーユは、タジキスタン共和国内で公証された文書のコピーに対してのみ添付されます。
以下の文書はアポスティーユの添付ができません。
タジキスタン共和国には、アポスティーユを添付する権限の有する2つの機関があります。
タジキスタン共和国法務省は、次の文書にアポスティーユを添付しています。
- 市民登記所により発行されたタジキスタン民事書類
- 公証人によって発行された公式文書
- 裁判所および執行手続当局が発行した文書
- 検察庁が発行した書類
タジキスタン共和国外務省は、上記以外のすべての文書にアポスティーユを添付しています。
申請手続きと必要書類
以下の書類が揃っていることをご確認ください。
- 申請書またはカバーレター
- IDとそのコピー
- アポスティーユが添付される文章とそのコピー
- 納税者証明書とそのコピー(タジク人納税者のみ)
- 法人設立証明書(法人のみ)
- お支払いの領収書
通常、職員の署名/シールを確認し、文書にアポスティーユを配置するのに5営業日かかります。 緊急の問い合わせについては、最大3営業日かかります。
申請によっては、時間がかかることがある為、最大30営業日かかる場合があります。
料金
料金は、個人の場合5米ドル、法人の場合10米ドルです。
アポスティーユ添付の確認
アポスティーユが添付された文章は(www.apostille.tj)で確認することができます。